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花見(はなみ)とは主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本独自の慣習である。
桜の木は日本全国に広く見られその花は春の一時期にある地域で一斉に咲き、わずか2週間足らずという短い期間で散るため毎年人々に強い印象を残し、日本人の春に対する季節感を形成する重要な風物となっている。その開花期間の短さ、そしてその花の美しさはしばしば人の命の儚さになぞらえられる。そのためか古来、桜は人を狂わせるといわれ、実際花見の席ではしばしば乱痴気騒ぎが繰り広げられる。一方で花を見ながら飲む酒は花見酒と呼ばれ、風流だともされている。陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈する。

各地域での桜の開花予想日は、毎年2月から4月にかけて各民間気象会社から発表され、同じ日に開花予想された地域を結んだ線は桜前線と呼ばれる。この前線はソメイヨシノを基準にしているため、桜によっては若干、開花の時期が前後する事があるので注意が必要である。かつて、2009年までは気象庁から毎年3月に発表されていた。

日本の半分以上の地域では桜の開花時期が毎年4月と、時期的に企業・学校等の年度始めや新学期とちょうど重なる。ただし、年度替りの3月の春休みに桜が開花する九州・中国地方・四国地方や5月上旬に開花する東北地方や北海道ではこの限りではない。しかし、近年では地球温暖化や気候変動の原因で、桜の開花や見頃(満開)時期が観測史上記録的な早さだった2002年を皮切りに従来の4~5月から3月にほぼ毎年開花するようになった。関東以西では1990年代以降花見の習慣が一ヶ月早まり、3月に行われるようになってきているため、桜が卒業式シーズンの代名詞になりつつある。
なお、沖縄県では花見の習慣は本来的には存在しない。なお、沖縄県で代表的な桜はカンヒザクラでその開花時期は毎年1月 つまり九州以北では真冬となる時期である。同様に北海道でも道東・道北を中心に花見の習慣はそれほど盛んではなく、代わりに秋の紅葉シーズンに「観楓会」と呼ばれる宴会が実施される習慣がある。
夜に花見をすることは夜桜(よざくら)または夜桜見物(よざくらけんぶつ)と呼ばれ、桜に独特な習慣である。上野公園や靖国神社など一部の桜の名所では夜桜のためにぼんぼりを設置することがある。
桜吹雪とは一斉に花弁が落ちる様であり、その美しさも花見の一環として愛でられており全て散った後には葉桜と呼ばれる状態になる。

Wikipediaから引用(最終更新 2012年1月22日 (日) 04:10)