」に関連する記事一覧

夜(よる)は、日没から日の出までの時間のことである。つまり太陽が地平線や水平線の下にある時間帯のことである。宵(よい)ともいう。
ちなみに日の出から次の日没までの間の時間は昼という。

時代と夜

もともと人というのは日の出とともに起き、日没とともに寝るという、自然のリズムで生活することが主であった。

ただし、夜は全く活動しなかったわけでもない。月が出ている夜は月明りのもと活動することができた。 火を使うようになってからは、月が出ていない夜でも、夜の比較的早い段階では一定の活動があったものと考えられる。
昔も今も、人の性的な営みは夜に行なわれることが多い。むしろ闇によって引き起こされる活動もまたあったものと考えられるのである。
灯火が発達するにつれ、夜間に明かりをつけた下で活動が行われるようになった。人と人のつながりが夜に結ばれるようにもなった。イスラム教のラマダーンの期間中は、昼間は断食が義務づけられていて静かで、夜間に親族・知人が会して食事をにぎやかにとる。西欧には「歴史は夜作られる」との言葉も生まれた。

世界各国を見渡せば、夜はやはり大半の人々にとって自宅で静かに過ごす時間帯である。 (あくまで少数派にすぎないが)近・現代、しかも特に大都市などでは、夜の前半には活発に活動する人もいる。仕事や学校を終えた後に、遊ぶ時間に使っている人も多い。だがそうした人でも、夜も半ばを過ぎると睡眠をとる時間帯となる。
日本などではコンビニエンスストアなど24時間営業する店舗の数は近年増えたが、夜間にこうした施設で照度の高い照明に身体がさらされることが体内時計を狂わせ、健康を害し精神的にも不安定にさせる元凶となっているとしばしば指摘されている。何億年という生命の歴史によってもたらされた人の体内時計は、夜は暗く昼は明るいという自然な状態にあって正常に機能するものなのである。

天文学的にみた夜
地球は、地軸を軌道面と垂直な方向から約23.4度傾けて、太陽の周りを自転しながら公転している。このため、太陽は、天の赤道から約23.4度傾いた黄道上を、1年かけて一周するように見え、太陽の赤緯が変化する。これにより、ある地点での夜の長さは1年周期で変化する。夏至の頃には、北半球では夜が最も短くなり、逆に南半球では最も夜が長くなる。冬至の頃にはこの逆になる。夜と昼の長さの変化は高緯度地域になるほど大きくなり、北緯66.6度以北、南緯66.6度以南では、太陽が全く沈まず、一日中昼となる白夜と、太陽が全く昇らず、一日中夜となる極夜が生じる。北極や南極に近づくほど、白夜や極夜が続く期間は長くなり、北極と南極では、1年のうち半分は夜が続き、残り半分は昼となる。赤道では、ほとんど昼夜の長さの変化は生じない。
日の出、日の入りの定義が、太陽の中心が地平線または水平線に重なった瞬間ではなく、太陽の上端が地平線または水平線に重なった瞬間であること、さらに地平線、水平線付近では大気の影響で太陽が実際よりも上に見えることから、春分、秋分の日でも、昼と夜は同じ長さにならず、夜が少し短くなる。
太陽が沈んだ後、または昇ってくる前に、まだ夜なのに空が明るく昼に近い状態になることがある。これを薄明という。高緯度地域では、太陽が地平線と浅い角度をもって移動するようにみえるため、低緯度地域に比べて薄明が長く続く。
夜になると、空には恒星や惑星、月などが明るく輝くようになる。昼でも見える月などごく一部の天体の観測や、流星の電波観測などを除けば、天体観測はもっぱら夜に行われることになる。

Wikipediaから引用(最終更新 2012年4月15日 (日) 12:03)