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塔(とう)とは、接地面積に比較して著しく高い構造物のことである。
西洋建築の世界では、見張り台というような軍事的目的とともに、宗教的な意味を持つ建造物を指す。 日本では江戸時代まで仏教の構造物のみを指して使用されていた。 五重塔や多宝塔などがそれであり、仏教用語であった。 しかし、明治以降は西洋建築物、すなわち英語で言うところの tower の概念も「塔」に含むようになった。 したがって、現在の日本語の「塔」は、様々な比較的高い構造物に対しても使用され、言葉の用法に厳密な定義が存在するわけではない。

「塔」の語源
日本語の「塔」の語源はサンスクリット(梵語)の स्तूप (stūpa、ストゥーパ、(意:heap、…を積み上げる、蓄積する))に求められる。 この語は古代インドにおいて、饅頭型に盛り上げた土の塚のことをも指すようになっていたが、仏教には今日で言うところの「卒塔婆」の意味で採り入れられた。
stūpa は中国で「窣堵坡(卒塔婆)」と音写漢訳され、やがて「窣(卒)」が脱落して「堵坡(塔婆)」に変化したと考えられているが、「堵坡」「塔婆」については、サンスクリット stūpa のパーリ語形である tūpa (トゥーパ)が音写漢訳されたものとの説もあり、「塔」は、そのいずれかの形からさらに省略され、一文字で表されるようになったものである。
「tower」の語源
英語 tower (タウアー、〈日本語慣習:タワー〉)は、ドイツ語の Turm (トゥルム)やフランス語の tour (トゥール)、イタリア語 torre (トッレ)などと同様、ラテン語 turrem (トゥルレム)< turris (トゥルリス、(意:high structure、palatium、arx、高層建造物、〈古代ローマの七つの丘の〉大宮殿、城塞))に由来するが、それはさらに古く、古代ギリシア人がエトルリア人を指して呼ぶところの「テュレニア人(Τυρρήνιοι (Turrēnoi、=Tyrrhenians))」という言葉に起源を見ることができる。

Wikipediaから引用(最終更新 2012年4月16日 (月) 11:49)