地下」に関連する記事一覧

地下(ちか、英: underground, 独: keller)とは、地面の下のこと。地中、地底とも言う。
人類が掘ったもっとも深い穴は、ロシアムルマンスク州にあるコラ半島で行った学術調査目的のボーリングによるものであり、深さ12,262m。人が入れる穴では、南アフリカにある金鉱山のタウトナ鉱山で深さ3,777m以上である。

地下にある構造物

古くから地下は人間に利用されてきたが、その理由や特徴には以下のようなものがある。
第一に、地下空間は季節、昼夜を問わず室温が一定に保たれやすいため、居住空間として適していることである。特に砂漠地帯などではここを主たる居住区としている例がある。
第二に、外敵からの防衛手段として有用なことである。その例として、古くはキリスト教徒が隠れ住んだカッパドキアを挙げることができる。また、近代以降も偵察衛星に発見されにくくしたり、爆撃に耐えるために、軍事関連施設を地下に構築することがある。一般家庭のレベルにおいても、竜巻などの自然災害や核攻撃などの兵器から身を守るための保護室(シェルター)として建造されることがままある。
第三に、都市や環境保護のために地上の開発の制限された地域における建築物の需要に応えられる点である。具体的には、大都市の限られた面積で空間を確保する、交通を立体交差させ容量を増大させる、景観保護・防音効果などを目的として、地下が積極的に利用される。いずれの構造物も、地上で建てるより費用がかなり高くなる。
代表的な例
・交通施設 : 地下道・地下鉄・駐車場・駐輪場
・業務施設 : 地下室・地下街
・供給施設 : 上水道・下水道・共同溝(送・配電線路・通信線路・都市ガス導管)、地下水力発電・変電所、地域熱供給施設
・防災施設 : 地下河川・地下シェルター
・研究施設 : カミオカンデなど
・廃棄物処理施設 : 地層処分など
・軍事施設

比喩

「地下」は、地面の下にある部位ということから、転じて「表に出ない」という意味にも使われる。
・地下放送とは、番組放送の送り手側の姿を隠した放送。
・地下経済は、政府や財務当局などによって把握されない経済活動。「アングラ経済」とも言う。犯罪組織が密接に関っていることが多い。
・地下銀行は、銀行法の免許を持たず、不正に海外に送金する(銀行法違反)業者。本人確認が必ずしも必要でなく、また、正規の銀行よりも格安、迅速なので、おもに不法残留外国人が利用し、不法就労や犯罪で入手したカネを母国に送る。
・地下組織は、秘密裏に行動する組織。
・地下アイドルは、テレビなどのメディアに露出しないアイドル。最近はライブアイドルに言い換えられる傾向があり、死語になりつつある。
・地下本、地下ビデオ、地下小説は内容が過激なため、一般的な方法で販売しない。裏本、裏ビデオ、裏小説とも言う。

Wikipediaから引用(最終更新 2011年2月15日 (火) 12:59)