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2012/05/22 技術も最高峰 同じ形の鉄骨なし

東京スカイツリーができたのは、周囲を高層ビルに囲まれた東京タワーに代わり、より遠くに電波を飛ばせる高いタワーが必要だったから。地上デジタル放送の普及を控え、電波障害軽減のために、各テレビ局が主張したのがきっかけだ。

 

周囲に高い建物がない、タワーを建てられる場所ということで、東京や埼玉などの複数の地域が立候補したが、結果はご存知の墨田区押上に決まった。その理由は都心へのアクセスがしやすいのにもかかわらず、古くから建物の高さ制限が厳しく、背の高い建物がないこと。そして近隣に一大観光地・浅草を抱え、多くの来場者が見込まれるからだという。

 

しかし、今の敷地もいいことばかりだったわけではない。都心に近く、昔から住宅地や町工場として栄えた場所なため、建設地が狭い。近くに東武鉄道の線路が走り、これが建設地の拡張を阻んでいる。以前あったセメント工場にはぴったりな敷地だったが、高層タワーにはどうか? そんな人々の懸念を解消したのが、日本の伝統技術。

 

南北の幅が最も広い所で百メートルと、細長い立地だが、「三本脚」を採用することで、狭い敷地で、高い塔を支えるのに必要な幅確保した。足元で三角形が、上に向かうにつれだんだんと丸くなる。見る角度によっては、塔が傾いて見える。これは、古くからに本当に取り入れられている、「そり」や「むくり」をタワーに取り入れたから。なんとこの曲線を表現するために多く組まれた鉄骨は、一本たりとも同じ形をしていないそう。

 

また、有事の際には被災塔の役目を果たすスカイツリーは、地震の揺れを軽減するために「心柱」を設置。これは日光東照宮などの五重塔にも採用されている、日本の伝統技術だ。

 

どこをとってみても、スカイツリーは日本の最先端技術と、伝統技術が融合して出来上がったと言わざるを得ない。東日本大震災で完成が二カ月遅れるというハプニングがあったが、完成まで行き着いたのは、日本の技術が素晴らしいからに他ならないだろう。

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