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2011/12/31 スカイツリーの高さの理由


 
日本では、これまで東京タワーが日本一高いタワーとして長年活躍してきました。しかし、完成したスカイツリーは東京タワーの1.9倍。
どうしてこれほどの高さが必要なのか?また、倒れる心配は無いのか?という観点から、スカイツリーを見ていきます。

 

観光名所として話題の東京スカイツリーですが、そもそも東京スカイツリーは、地上デジタル放送()の電波をきちんと届けるために建設されたものなのです。

 

それまで電波を送り出していた東京タワー周辺には、高さ200メートルを超える超高層ビルが次々とそびえ立ったためその影響で電波が遮られ電波が届きにくい状況に陥っています。

 

現在、完全移行された地上デジタル放送は、従来のアナログ放送よりも電波障害に強いですが、それでも電波障害の問題は解消されず、今後安定した電波を送り出すために東京の民間放送局5社とNHKが相談し、600メートル級の電波塔を建てる検討を2003年12月から本格的に始めました。

 

電波は、障害となる高層ビルの2倍以上の高さから送れば影響はほとんど受けず、一番高い港区赤坂のミッドタウン・タワーで248メートルあるため、今後予想される300メートル超の建物が出来た場合でも600メートル級の東京スカイツリーを建てれば問題ありません。

 

そのため、当初高さ610メートルで建設予定だった東京スカイツリーですが、中国の広州で建設が進むタワーに、高さで負ける可能性が出てきたため、後になって計画を634メートルに変更しました。

 

これほど高いタワーを建てるのであれば、どうせなら世界一を狙いたいという思惑があったということですね。

 

一方、倒れる心配についてですが、東京スカイツリーには、突起のついた壁状のくいを地下50メートルにまで張り巡らせて、地中深くにある硬い岩盤にくいこませています。

 

その他にも、足元は、カメラの三脚のように3本の脚で支え、安定させているたり、地震に強いとされる伝統建築、「」に似た構造になっていたりと揺れ対策は万全です。事実、東日本大地震の際も、構造そのものには大きな被害はありませんでした。
建物は、一般的に高いほど、地震などの揺れの影響を受けやすいと思われますが、日本の技術と英知を結集したスカイツリーはその点でも大きな心配はなさそうです。

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