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#031 芥川龍之介とスカイツリー

 

今回で31回目となる東京スカイツリー現地レポート。今回(2012年5月7日)は、芥川龍之介の足跡を訪ねて、再びスカイツリー近くの両国エリアにやってきました。

 

日本を代表する小説家・芥川龍之介。明治25年に現在の東京都中央区で生を受けましたが、すぐに母が気の病に倒れてしまったため、生後7ヶ月に、母の実家である芥川家に引き取られます。その芥川家があった場所が、現在の「墨田区両国3丁目22」。龍之介は、大学に入学するまでをこの地で過ごしました。

 

JR総武線の両国駅の「東口」を出ると、すぐに横綱通りという小さな飲食店などが立ち並ぶ路地がありますが、この路地を抜けて京葉道路に突き当たる場所が、この「元・芥川家」のあった場所。ここが「芥川龍之介の生育の地」であったことを示す案内板が立てられています。芥川家は元々とても由緒あるお家柄で、歌舞伎や絵画、俳句等いわゆる「江戸趣味」をたしなむ家庭だったため、幼少の期からここで愛をもって育まれたことが、その後の龍之介の「文学で花開いた人生」へ大きく影響したのでしょう。

 

さらに京葉道路をわたって2分ほど歩くと、両国小学校が見えてきます。ここは龍之介が通った小学校(当時の江東尋常高等小学校)。ということで、学校の外壁に「芥川龍之介・文学碑」が建てられています。この文学碑に刻まれているのは、短編小説「杜子春」の一節。小学校に建立されている記念碑に相応しい内容の一節が刻まれています。このあと龍之介は現在の両国高校である府立第三中学校へ進みますが、ここにも記念の碑が建てられており、龍之介の「歩み」を辿って行くことができるのがこの両国界隈。かつて東京のにおいを「水の匂い」と表した龍之介ですが、ツリーをまじかに臨む今のこの隅田川沿いの地に立てば、東京のにおいをどのように言い表すのでしょうか。

 

スカイツリーのすぐたもと・両国の地には、先日にご紹介した「吉良邸跡」をはじめ、様々な歴史を巡ることができる、またとない有数のスポットでもあります。ぜひツリーの行き帰りに立寄ってみて下さい。

 

「芥川龍之介・生育の地」

  •  ◆墨田区両国3丁目22
  •  ◆JR両国駅下車 徒歩5分

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