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東京スカイツリーの色


 
大人であれば、日本の伝統的な染め物、藍染めのことを多少はご存じでしょう。江戸時代に盛んになったこの染め物は、藍の葉を発酵・熟成させた染料、藍玉を使って布地を染めます。元の材料が藍ですから、藍色の染色を行う目的で発展してきました。

 

ところで、藍染めで仕上げられる色は藍色だけと思ってはいませんか? 実は、藍色に染めるだけが藍染めではないのです。特に珍重されているのが、日本の伝統色の1つである藍白(あいじろ)。藍染めの最初の工程で得られるごく薄い藍色で、ほとんど白に近く、ほんのり青みがかって見える色です。別名「白殺し」ともいいます。

 

東京スカイツリーの色を決める際にそのベースとなったのは、この藍白です。背景に広がる青空や周囲を流れる川の水辺との調和を考えたとき、ほんの少し青の要素がある白がベストと考えられたのでした。

 

ただし、スカイツリーの色は厳密には藍白そのものではありません。タワー自体の素材は鉄骨その他の工業製品ですから、布地と同じ色というのはありえないのです。実際には、藍白をめざしつつ、全くオリジナルな色を開発。それが塗装に用いられています。名前は「」。

 

ちなみに、塗装には耐久性にすぐれるとともに、環境にもやさしい最高ランクの塗料が使われています。

 

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