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スカイツリー完成後、東京タワーはどうなる?

東京タワーは、2011年7月に停波した地上アナログ放送に加え、2003年12月からは地上デジタル放送の電波塔として活躍してきました。

 

「東京スカイツリーの開業で、東京タワーはどうなるの?」という疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれません。
半世紀以上にわたって関東一円のテレビ電波塔として機能してきた東京タワーは、平成25年にその座を東京スカイツリーに明け渡します。観光スポットとしても主役の座を奪われそうですが、タワー関係者はラジオなどテレビ以外の電波塔としての役割や歴史的建造物としての価値を強調。スカイツリーとの「共存共栄」を目指しています。

 

スカイツリーは2012年に完成予定で、NHKと民放5局は試験電波を1年ほど流した後、2013年1月頃に本放送に移行(TOKYO MXは同年3月頃)。これに合わせ、東京タワーは放送大学を除き主要局の送信を終えることになります。

 

しかし、「移行後もテレビ6局は、災害などでツリーから電波が送れない場合の予備電波塔としてタワーを利用する契約になっている」と、東京タワーを運営する日本電波塔。テレビ以外でも東京タワーの役割は大きく、ラジオのFM各局のほか、大地震の際に東京駅を中心とした100キロ圏内を走るJR東日本の列車を緊急停止させる信号を出す「防護無線用アンテナ」、東京都環境局の大気汚染調査用測定機器も取り付けられています。

 

ただ、 FMとJ-WAVEはスカイツリーへの移行を予定、今後、東京タワーの収入源として重視されるのは展望台入場料などの観光収入です。来塔者数のピークは昭和34年の約520万人で、観光スポットが増えた近年も300万人規模で推移。修学旅行客も依然多いが、スカイツリーの開業がどれだけの影響を与えるかは未知数です。

 

2006年にスカイツリーについて「年間300万人の来客で営業効果は473億円」と試算した第一生命経済研究所の永濱利廣・主席エコノミストは東京タワーの今後について、「新しいもの(スカイツリー)ができればネガティブな影響が出ることは間違いないが、外国人観光客などが増えて東京タワーも訪れることが考えられ、必ずしもマイナス面ばかりではない」と指摘しています。

 

日本電波塔の担当者も「スカイツリー開業で東京に注目が集まれば相乗効果も生じる。大きい市場で考えたい」と共存共栄を期待。「東京タワーには半世紀を超える歴史があり、昔と今との眺望の変化など、繰り返し訪れてもらえれば世代を超えた楽しみ方ができる。メンテナンスをきっちりやることで、100周年に向かうイメージで仕事をしている」と話しています。

 

電波塔としての役割を終えた時は、商業目的で作られた東京タワーが日本建造物の「歴史」の一部となることでしょう。

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