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スカイツリーは現代のバベルの塔?


 
634メートルという世界最大の電波塔としての姿をすでに見せている東京スカイツリーが、2012年5月に開業します。墨田の下町に突如としてそびえ立ち、見上げて頂上を確認したくなるほどの高さです。

 

「スカイツリーの周囲は低層の住宅地であり、下町の雰囲気が色濃く残っている。ここに巨大な構造物が突如現れることにより町の景観が破壊され、周囲に対する圧迫感を与える(Wikipedia)」と捉える節すらもあります。そのようなスカイツリーを、古来神話で取り上げられる「」と重ねてしまう人もいるかもしれません。

 

旧約聖書の「」に登場する巨大な塔。古代メソポタミアの中心都市バビロンで天に届く塔をつくるという話です。神話か史実か、真偽を含めて意義についての論争は、はるか昔から行われてきましたが、実現不可能な空想的な計画をバベルの塔と表現したりするように、伝説と考えるのが妥当と言えそうです。

 

西洋美術上・文化上の題材の一つであり、タロットカードで最も悪い札とされる「XVI 塔」は、同じ「塔」という人工建造物、塔が破壊されるという扱い、塔から落ちる人間(人間の驕りに対する天罰という解釈)から、このバベルの塔がモチーフになっているといわれています。

 

スカイツリーをバベルの塔に重ねて、「人間の限界」、「人間の驕り(おごり)の象徴」、「人間経済の不吉のサイン」などといったイメージ・象徴として捉えられがちな意見が個人のブログや掲示板などに見受けられることもあります。

 

日本人は過去に一度、本当にバベルの塔を建設しようと試みたことがあります。塔の名前は東京バベルタワー(Tokyo Babel tower)。東京に建設を提唱されていたハイパービルディングです。早稲田大学理工学部建築学科尾島俊雄研究室がバブル時代にハイパービルディングのひとつとして策定した構想です。

 

高さ1万メートル!山手線の内側全てを包む建物面積!建設費は約3千兆円!日本国家予算の37年分を費やして建設しようという途方もないプランでした。
このプランは、法的にも予算的にも非現実的だということで頓挫に終わりました。もしかすると、バベルの塔を建設しようという思いが、天罰というバブル崩壊につながった(?)のかもしれません。

 

いよいよ完成したスカイツリーは、もしかするとバベルの塔なのではないか?
その答えは、一人一人のスカイツリーに対する思い次第かもしれませんね。

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